セリフでマスター!毎日英語塾 第4643号 英文法

セリフでマスター!毎日英語塾かんたん学習ガイド:

  • 学習コンテンツは以下の4項目に分かれています:
  1. それぞれの英語学習コンテンツごとの指示に従ってレクチャー&ワークを実践下さい
  2. 専用のノート等を各自ご用意頂くとより楽しく効果的に学習を進めて頂くことが出来ます。
  3. ワークの実践後は「解答・解説」コーナーで答え合わせを行い、理解を深めましょう。

このコーナーでは日常会話の定番質問に対する回答を英語で考え、あなた自身の「セリフ」として覚えることで英会話力を向上させます。自分で考えることがとても重要ですので、回答例を見る前に必ずご自身で回答を英語で口から出してみて下さい

今日の英会話の定番質問と返答例:「睡眠」に関する表現(6)

Do you toss and turn a lot in your sleep?

「あなたは寝相が悪いですか?」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。

これは是非覚えておきたい表現ですが、toss and turn in one’s sleep や toss around in one’s sleep で「寝返りを打つ」という意味になります。特に「寝返りが多い」と必然的に寝相が悪くなりますので a lot や often 等を付けることで「寝相が悪い」という意味の定番表現になります。

Yeah, I often fall off the bed, so I’m thinking that I should put a bed guard or something.

「ええ、よくベッドから落ちるので、ベッドガードか何かをつけようと思っているのです」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。

fall off the bed は「ベッドから落ちる」こんな表現も是非覚えておきたいです。bed guard はベッドから落ちないようにする柵のようなもの、通常は幼児・子供向けにベッドに装着するものです。

【専門講座】英文法:英語の第3文型とは?

今回は、第3文型(SVO)についての解説をお送り致します。

● 第3文型 SVO:

さて、今回はSとVの後にO(目的語)がついているパターン、第三文型(SVO)の解説です。

O(目的語)とは、動詞がかかる対象を表した名詞のことです。従って、第二文型のように主語の状態などを説明するものではないので、S と O は「イコール」の関係になりません。

あくまでも動詞の対象を示した名詞が O(目的語)となります。第三文型~第五文型の動詞は目的語をとる他動詞のみとなります。

例:

He plays baseball. 

S V O

S ≠ O

* 目的語(baseball)は動詞 play にかかります。

自動詞と他動詞の違いは重要ですが初めのうちはよく分からないと思いますので、辞書を確認しながら使い分けましょう(辞書では自動詞=v.i.、他動詞=v.t.などと表示されています。

同じ動詞でも自動詞と他動詞の両方の機能があるものがあります。

例:

He plays so well.

S V 修飾語

「彼はとてもうまくプレイする」

上例のように、同じplayという動詞でも目的語(baseball)をとる場合には「他動詞」、目的語をとらない場合(so wellは「とてもうまく」という副詞=修飾語)は「自動詞」となります。つまり、文型(意味)によって「自動詞」か「他動詞」かが決まるわけです。

次回は第4文型について解説します。それでは以上、今日のレクチャーはここまで!

【デイリーワーク】質問文によるライン作成トレーニング

質問文によるライン作成トレーニングです。文法やスペルなどはあまり気にせず、思いのままに書いてみて下さい。それがそのまま、あなたの新ラインになるはずです(なるべくシンプルに、短く、簡潔に書くこと):

Do you like children?

「あなたは子供が好きですか?」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう

● 回答例とくわしい解説:

Yes, of course! They are so lovely and just our treasures.

「はい、もちろんです!子供たちは可愛らしく、まさに私たちの宝物です」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう

中には子供が苦手という人もいるかと思いますが、基本的には子供たちは社会の宝物ですね。「宝物」は treasure、ここでは複数形でtreasures のようにしています。

【必修講座】新ライン習得とボキャブラリー構築

毎回一つの語句や表現をご紹介しますので、インプットした語句や表現を使って例文を英訳してみましょう。もちろん辞書等を使っても構いません。最後にあなたが英訳した文が正しいかどうか、解説を読んで復習してみて下さい。

今日のインプット&アウトプット練習:(be) as good as gold

今日も英会話で使える短い表現を一つご紹介しましょう:

(be) as good as gold

「とても価値がある」「非常に貴重な」「(子供などが)行儀が良い」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。

as ~ as を使った慣用表現の一つですがas good as gold は直訳すれば「金(ゴールド)と同じくらい良い」ということ、つまり「とても価値がある」「非常に貴重な・大切な」といった意味を表す定番表現です。

面白いのは、文脈によっては子供などが「よく躾けられている」「とても行儀が良い」といった意味でも使われることです。

今日はこの表現を使ったアウトプットを実践してみましょう。以下の例文を先に自力で英訳し、その後に解説を読んで復習して下さい

● 例文:

「彼女の子供を見た時、私はとても感心しました。彼らはとても行儀が良かったのです」

「感心した」は英語でどのように表すことが出来るでしょうか?これは impressed を使って I was so impressed で「私はとても感心した(=感動させられた)」のように表すことが出来ます。

「彼女の子供を見た時」は when を使って when I saw her children のように表すことが出来ますね。そして後半は今回インプットした (be) as good as gold を使い、They were as good as gold で子供たちはとても行儀が良かった」…となります。

それでは全体をまとめてみます:

I was so impressed when I saw her children. They were as good as gold.

「彼女の子供を見た時、私はとても感心しました。彼らはとても行儀が良かったのです」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。

もちろん、言葉というのは正解が一つではありませんから、他にもさまざまな言い方・表現のバリエーションが考えられます。ガチガチではなく柔軟に捉えるようにしてみましょう。

また、アウトプットでは参考発音の音声を参考に、自主的に何度も音読してみて下さい。発音が良くなり、スピーキング力が養われます。

● その他の語句・表現:

(be) impressed

「感動・感心する(させられる)」

以上、今日のレクチャーはここまでです!お疲れさまでした。