- 学習コンテンツは以下の4項目に分かれています:

- それぞれの英語学習コンテンツごとの指示に従ってレクチャー&ワークを実践下さい。
- 専用のノート等を各自ご用意頂くとより楽しく効果的に学習を進めて頂くことが出来ます。
- ワークの実践後は「解答・解説」コーナーで答え合わせを行い、理解を深めましょう。
もくじ
このコーナーでは日常会話の定番質問に対する回答を英語で考え、あなた自身の「セリフ」として覚えることで英会話力を向上させます。自分で考えることがとても重要ですので、回答例を見る前に必ずご自身で回答を英語で口から出してみて下さい。
If you won the lottery, would you tell people or keep it secret?
「もし宝くじに当たったら、誰かに言いますか?それとも秘密にしますか?」
【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。
宝くじに当たることは現実に有り得ることではありますが、相当確率が低いので仮定法の時制で表しています。ただ、この辺りは話者の主観・感覚の問題ですから、宝くじに当たることが現実的であると考えるのであれば If you win ~のように通常の時制で表しても構わないです。win a lottery で「宝くじに当たる」という、これまた定番表現ですね。通常は宝くじは公共性の高いものなので定冠詞 the を使って win the lottery とすることが多いです。



Absolutely not! I will never tell anybody!
「絶対に言わないよ!誰にも言わない!」
【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。
Absolutely not! は「絶対に~ない!」という強い否定を表します。他にも Definitely not! や Of course not! も同じような強い否定を表すことが出来ます。never は not + ever のことで時間的な幅を意識した not のこと。つまり never は「ずっと~ない」=「絶対に~ない」という恒久的な否定を表します。
さて、それでは今週もラインの書き方実践講座をお送りしたいと思います。今回もまずは「ライン例」を見て、辞書を使って構いませんので自力で英語に訳してみて下さい。
次に、解説を読み、しっかりと復習しましょう。知らない語句や表現はすべてチェックして覚えるようにして下さいね。
■ ライン例:
「宝くじに当たったら両親に話して一緒に世界一周します」

■ 英訳と解説:
はい、これは今回の英会話の定番質問に出て来た、、、
If you won the lottery, would you tell people or keep it secret?
「もし宝くじに当たったら、誰かに言いますか?それとも秘密にしますか?」
に対する返答ということですね。
ここで「もし宝くじに当たったら」というのは If I won, ~ で OK です。上述のように宝くじでの高額当選は実際に起こり得ることですが、相当確率の低いことなので仮定法の時制で表すということです。
現在の可能性が低い仮定を表すには「If + 主語 + 動詞の過去形, 主語 + would/could/might + 動詞原形」…という形で表します。これを「仮定法過去」と言います(「過去」とありますが、現在の仮定を表します)。
そこで「両親に話す」ということで、I would tell my parents (about it) のように would + 動詞の原形で表します。それから、「世界一周(旅行)」はどうでしょうか。これもさまざまな言い方がありますが、例えば travel around the world で「世界一周の旅に行く」といった定番表現になります。
それでは全体をまとめてみましょう:
If I won, I would tell my parents and travel around the world with them.
「宝くじに当たったら両親に話して一緒に世界一周します」
以上、今日のレクチャー&ワークはここまで!

今週あなたが体験した楽しかったこと、腹が立つこと、感動したことなど、何でも構いませんので、英語で書いてみましょう。
いきなり英語で書くのが難しければ日本語で書き、それをラインの英訳のように英語にしても良いですね。色々と書いてみて下さい。必ず英語力が向上するはずです!
毎回一つの語句や表現をご紹介しますので、インプットした語句や表現を使って例文を英訳してみましょう。もちろん辞書等を使っても構いません。最後にあなたが英訳した文が正しいかどうか、解説を読んで復習してみて下さい。
今日も英会話で使える短い表現を一つご紹介しましょう:
(be) in demand
「需要がある」
【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。
demand は「需要」「要求」のこと、動詞では「~を要求する」という意味もあります。(be) in demand の形で主語の「需要がある」という意味を表します。in high demand とすれば「高い需要がある」といった意味にすることが出来ます。
今日はこの表現を使ったアウトプットを実践してみましょう。以下の例文を先に自力で英訳し、その後に解説を読んで復習して下さい。

● 例文:
「日本では英語を話す人がほとんどいない為、常に英語を話せる人の需要が高い」


ここでは「英語を話す人がほとんどいない」ということなので Not many people speak English のようにしてみましょう。「日本では」は in Japan で OK ですね。
そして「英語を話せる人」の需要が高いということなので so でつなげて English speakers を主語として文を続けます。動詞の部分は今回インプットした (be) in demand を are in demand として、ここでは「常に」とありましたので always を間に入れておきます。そうそう「需要が高い」ということなので are in high demand としておきましょう。
それでは全体をまとめてみます:
Not many people speak English in Japan, so English speakers are always in high demand.
「日本では英語を話す人がほとんどいない為、常に英語を話せる人の需要が高い」
【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。
もちろん、言葉というのは正解が一つではありませんから、他にもさまざまな言い方・表現のバリエーションが考えられます。ガチガチではなく柔軟に捉えるようにしてみましょう。
また、アウトプットでは参考発音の音声を参考に、自主的に何度も音読してみて下さい。発音が良くなり、スピーキング力が養われます。
● その他の語句・表現:
English speaker
「英語を話す人」
always
「常に」「いつも」
以上、今日のレクチャーとワークはここまで。お疲れさまでした!
