セリフでマスター!毎日英語塾 第4505号 TOEICテスト対策

セリフでマスター!毎日英語塾かんたん学習ガイド:

  • 学習コンテンツは以下の4項目に分かれています:
  1. それぞれの英語学習コンテンツごとの指示に従ってレクチャー&ワークを実践下さい
  2. 専用のノート等を各自ご用意頂くとより楽しく効果的に学習を進めて頂くことが出来ます。
  3. ワークの実践後は「解答・解説」コーナーで答え合わせを行い、理解を深めましょう。

このコーナーでは日常会話の定番質問に対する回答を英語で考え、あなた自身の「セリフ」として覚えることで英会話力を向上させます。自分で考えることがとても重要ですので、回答例を見る前に必ずご自身で回答を英語で口から出してみて下さい

今日の英会話の定番質問と返答例:「幸福」に関する表現(8)

How often do you feel happy?

「どのくらいの頻度で幸せを感じますか?」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。

How often ~? は頻度を尋ねる際の定番質問フォームですね。これも本当によく使いますのでぜひ覚えておきたいです。例えば How often do you eat out? といえば「どのくらいの頻度で外食しますか?」といった質問になります。

また、長い文にしなくても How often? だけでも「どのくらいの頻度で?」のように尋ねることが出来ます。これもよく使う表現と言えますね。

例:

I go to the gym to do some exercises.

「体を動かしにジムに通っているんだ」

Oh do you? How often?

「へぇそうなんだ。どのくらいの頻度で?」

I am always happy! / I always feel happy!

「私はいつでも幸せですよ!」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。

幸せを感じる頻度というのも難しい質問ではありますが、いつも幸せというのであれば always happy で OK です。e 動詞と一般動詞では副詞の置く位置が異なることに注意して下さい。

あるいは、I’m usually happy, but become depressed on Sunday nights. 「私はたいてい幸せな気分ですが、日曜の夜になると気分が落ち込みます」なんていう回答もいいかも知れませんね。いわゆる「サザエさん症候群」というやつですか。depressed は「落ち込んだ」「うつ状態の」といった意味で、become/feel depressed で「気分が落ち込む」という意味になります。

on Sunday nights ですが、nights のように複数形にすると「毎週日曜日の夜」のように一夜だけでなく毎週そうであることを示唆することが出来ます。

2. 専門講座:TOEICテスト対策:空欄補充問題に挑戦!

それでは、今日はTOEICテスト対策の日ということで、また例題に挑戦してみましょう。

例題:

Doctor Pike left the hospital after he _____ an uneventful evening on duty. He was thinking of his day of rest.

(A) has had

(B) had been

(C) will have

(D) had had


さて、今回もまずは空欄前後から確認してみましょう。空欄の前には after he とあります。空欄の後は an uneventful evening が続きます。空欄は主語 he の後にありますので、ここには動詞が入ることがわかりますね。

選択肢の方を確認するとさまざまな時制の動詞が並んでいます。この場合は文脈を確認しないと正解を選ぶことが出来ませんので、英文にザッと目を通してみましょう。前半は Doctor Pike left the hospital「パイク医師は病院を出た」とあります。そしてその後に after he ~ と続いていますので「パイク医師は(ホニャララ)の後、病院を出た」という意味であることがわかりますね。

ちょっと難しかったのは uneventful evening でしょうか。uneventful は「特に何も無い」「取り立てて何も無い」「平穏無事な」といった意味の形容詞です。細かく分ければ event は日本語でも「イベント」で通じますが、要するに「出来事」「事件」といった意味で、これに- ful という接尾辞をつけて eventful とすると「出来事が多い」「波乱万丈の」といった意味の形容詞になります。

これにさらに un- という反対の意味を表す接頭辞をつけて uneventful とすれば「出来事が多い」「波乱万丈の」という意味の反対の「特に何も無い」「取り立てて何も無い」「平穏無事な」といった意味の形容詞になるわけです。このように、TOEIC対策としてボキャブラリーを増やす際には接頭辞や接尾辞を覚えて意味を推測する習慣をつけておくと良いです。

さて話を元に戻して、an uneventful evening on duty というのは「仕事で特に何も無かった夜」=「仕事を無事に終えた夜」ということですね。after がありますので、夜無事に仕事を終えてから病院を出たということになります。すると、after 以降の he の後に続く動詞は left という過去よりもさらに過去「大過去」を表すことになりますので、過去完了形を使うべきであることがわかります。

過去完了形というのは had + 過去分詞で表します。選択肢の中で過去完了形になっているのは B) had been と D) had had の二つのみです。ここでは have an uneventful evening で「特に何無い夜・平穏無事な夜を迎える」といった意味になりますので、have の過去分詞形 had を使った D) had had が正解であることがわかりますね。

Doctor Pike left the hospital after he had had an uneventful evening on duty. He was thinking of his day of rest.

「パイク医師は夜、無事に仕事を終えて病院を出た。彼は休日のことを考えていた」

それでは、今日のレクチャー&ワークはここまで!

3. デイリーワーク:質問文によるライン作成トレーニング

質問文によるライン作成トレーニングです。文法やスペルなどはあまり気にせず、思いのままに書いてみて下さい。それがそのまま、あなたの新ラインになるはずです(なるべくシンプルに、短く、簡潔に書くこと):

How many e-mails do you usually get a day?

「一日に通常何通のメールが届きますか?」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。

● 回答例とくわしい解説:

I receive more than fifty every day, but most of them are unwanted.

「毎日、50通以上届くけれど、ほとんどが迷惑メールです」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう


I am swamped with so many junk e-mails every day.

「毎日、ジャンクメールに埋もれているよ」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう

「たくさんのメール」という意味では tens of ~「何十通の」hundreds of ~「何百通の」なんて言い方が使えます。また tons of ~ で「大量の~」「山盛りの~」といった意味になります。

「迷惑メール」については spam や junk mail、unsolicited mail なんて言うことが多いです。複数形にするには単に -s をつけて下さい。(be) swamped with ~で「~に埋もれている」rarely ~で「めったに~ない」という意味。いずれもぜひ覚えておきたい語句・表現です。

4. 新しい語句・表現を使ったインプット&アウトプット練習

毎回一つの語句や表現をご紹介しますので、インプットした語句や表現を使って例文を英訳してみましょう。もちろん辞書等を使っても構いません。最後にあなたが英訳した文が正しいかどうか、解説を読んで復習してみて下さい。

今日のインプット&アウトプット練習:get ~ done

今日も英会話で使える短い表現を一つご紹介しましょう:

get ~ done

「~を終わらせる・済ませる」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう

get done だけでも「終わらせる」「済ませる」という意味を表しますが、目的語を~に入れることで get ~ done で「~を終わらせる・済ませる」という意味を表すことが出来ます。

例えば get ~ done first とすれば「まず~を終わらせる」、get ~ down quickly とすれば「さっさと~を終わらせる」といった意味にすることも出来ます。

今日はこの表現を使ったアウトプットを実践してみましょう。以下の例文を英訳し、その後に解説を読んで復習して下さい。

● 例文:

「よし、まずはこの仕事を終わらせることにしよう」

「よし」は OK 、「まずは」ということなので get ~ done first「まず~を終わらせる」のフォームを使ってみましょう。「~しよう」ですから、let’s ~ を使いますか。「この仕事」は this job でOK ですね。今回は簡単でした。

それでは全体をまとめてみます:

OK, let’s get this job done first.

「よし、まずはこの仕事を終わらせることにしよう」

【参考発音】音声を聴き取り、そのまま真似て大きな声で発音してみましょう。

もちろん、言葉というのは正解が一つではありませんから、他にもさまざまな言い方・表現のバリエーションが考えられます。ガチガチではなく柔軟に捉えるようにしてみましょう。

また、アウトプットでは参考発音の音声を参考に、自主的に何度も音読してみて下さい。発音が良くなり、スピーキング力が養われます。

● その他の語句・表現:

job

「仕事」

first

「初めに」

以上、本日のレクチャー&ワークはここまで!お疲れさまでした~