* 4月29日~5月3日の週はゴールデンウィーク期間中のため休講となります。翌5月6日より再開予定です。

ブロック式スピーキング法トレーニング講座 第123回

ブロック式スピーキング法かんたん学習ガイド:

  1. この学習コンテンツは「ブロック式スピーキング法専用トレーニング・ワーク」です。
  2. ブロック式のメソッドをマスターしていない方は先に専用教本で学習して下さい。
  3. 専用のノート等を各自ご用意頂くとより楽しく効果的に学習を進めて頂くことが出来ます。

ブロック式スピーキング法トレーニング講座 第123回

それでは「専用教本」でしっかりと学習してきたノウハウを実際のトレーニングを通して試してみましょう。今回の例文は以下の通りです。ブロック式のメソッドを使えば誰でも簡単に英語に変換出来るようになりますので早速トレーニングを始めましょう:

「私は、彼女が英会話を十年以上も練習していたと聞いて驚かされました」

まずは、上記の例文をブロック式のメソッドに沿って自力で英文に訳してみて下さい。その後、以下の詳しい解説を読み、復習しましょう。

ブロック式スピーキング法トレーニング講座:詳しい解説

*解説は先にご自身で英訳してから目を通して下さい。

さて、それでは今回もブロック式で英語を組み立てる練習を実践しましょう。

今回も主語と述語動詞を先にドーン!と決めてみたいと思います。原文は「私は、彼女が英会話を十年以上も練習していたと聞いて驚かされました」…ということですが。

主語は I「私」、そして述語動詞の部分は「驚かされました」で OK ですね。つまり I was surprised! で「私は驚かされたよ!」=「私は驚いたよ!」という結論部分の完成というわけです。

ここでは「~と聞いて」ということでしたので、to hear that ~ を続けると良いです。that はもちろん、いつもの接着剤ですね。さて、それでは補足情報のブロックを続けたいと思いますが、一体何を聞いて驚かされたというのでしょうか?

ここでは「彼女が英会話を十年以上も練習していた」と聞いて驚かされた…ということでした。そこで、ここで新しい主語と動詞を決めたいと思います。主語はもちろん she「彼女」、そして述語動詞は「練習していた」ということです。

ここで若干時制の問題になりますが、過去の一時点(驚かされた時点)よりも過去(大過去)の話をしているので、過去完了形を使うと良さそうです。「練習していた」ということなので、さらにその過去の時点でもまだ練習を続けているようなニュアンスですから過去完了進行形を採用してみましょう。

過去完了進行形は had been ~ing の形で表します。ここでは「練習していた」ということなので she had been practicing となります。これで、話を聞いて驚かされたという過去の一時点よりもさらに過去にずっと練習を続けていた…という意味にすることが出来ます。

さて、一体何を練習していたのでしょうか?ここでは「英会話」とありました。これは簡単、English conversation でまさに「英会話」ということですね。そこで I was surprised to hear that she had been practicing English conversation …「私は、彼女が英会話を練習していたと聞いて驚かされました」…までのブロックを完成させることが出来ました。

さて最後。「十年以上も」とありました。これを最後の説明ブロックとしてくっつけたいと思います。これは for more than ten years あるいは for more than a decade としても良いです。

それでは全体をまとめてみましょう。

I was surprised to hear that she had been practicing English conversation for more than ten years.

「私は、彼女が英会話を十年以上も練習していたと聞いて驚かされました」

以上、今回のブロック式スピーキング法専用トレーニングのワーク&レクチャーはここまで!