- この学習コンテンツは「365日!英語ライティング・マラソン講座」です。
- 毎回一つのお題(和文)を英語に訳す(英作文の)練習を実践します。
- 専用のノート等を各自ご用意頂くとより楽しく効果的に学習を進めて頂くことが出来ます。
このプログラムでは、毎回日本語の「お題(短文)」を提示しますので、それを英訳するトレーニングを実践します。これらの「お題」は、日常会話でよく使う表現であったり、英語で言えそうでなかなか言えない表現であったり、あるいはジョーク文であったりと、さまざまな例文が含まれています。
英訳の手順としては、、、
1. お題を読み、意味を理解する。
2. 辞書を使って構わないのでとりあえず自力で英訳してみる。
3. 解説を見ながら復習する。
4. 間違った点を見直し、何がいけなかったのか確認する。
5. 知らなかった語句や表現をノートなどに書き写し、その日のうちに覚える。
…といった感じで進めてみて下さい。なお、添削オプションを申し込まれた方は書いた英文を送って頂ければ添削して返送いたします。これは毎回でも構いませんが週に一度まとめて送って頂くような形でも構いません。
出来ればHTML形式のメールかワード形式で送って頂ければ赤色ペンと黄色マーカーで添削がわかりやすくなります。添削数に上限がある場合は、気になる英文だけお送り下さい。その他わからないことがあれば、いつでもメールでお尋ね下さい。
以下の和文を、辞書を使って構いませんので自力で英訳してみて下さい。その後、下の「英訳と解説」を読み復習しましょう。
【本日のお題】
男性1:「コーヒーを一杯いかがですか?」
男性2:「いえ、結構です。コーヒーを飲むと眠れなくなるので。」
男性1:「本当ですか?私は完全に逆です。眠ると、コーヒーを飲めないんです。」
さて、それでは早速英訳してみましょう。まずは第1文目。「コーヒーを一杯いかがですか?」
これは簡単ですね。というか、英会話の定番表現で Would you like ~?「~はいかがですか?」というのがあります。これをそのまま使っても良いですし、少し丁寧にして Would you like to have ~? のようにしても良いですね。
ちなみに Would you like a coffee? でも十分に通じますが、正確には coffee は液体であり数えられない名詞なので、a cup of といった器(うつわ)を用意してやると良いです。a cup of coffee で「一杯のコーヒー」という意味になります。
このように英語では「数えられる」「数えられない」という分類がとても重要な意味を担っているので、普段から意識する癖をつけておきましょう。というわけで Would you like a cup of coffee?「コーヒーを一杯いかがですか?」で、一文目はOKですね。
では次。「いえ、結構です」これも簡単でしょうか。日本語でもノーサンキューなんて言いますが、No, thank you. や No, thanks. で「いえ、結構です」という拒否を柔らかくした定番の表現となります。
次。「コーヒーを飲むと眠れなくなるので。」「眠れなくなる」は I can’t sleep. で良さそうです。いつ眠れなくなるのか?と言えば「コーヒーを飲む時」ということで、時を表す when を使ってみましょう。
No, thanks. I can’t sleep when I drink coffee.
「いえ、結構です。コーヒーを飲むと眠れなくなるので。」
こんな感じで良いでしょう。では、いよいよ後半、オチに入ります。「本当ですか?」は簡単ですね。Really? で「本当?」という意味の副詞です。「私は完全に逆です」はどうでしょうか。英語で「逆」のことを opposite と言います。
「完全に逆」ということなので、completely「完全に」という副詞と合わせて、こんな感じにすると良いでしょう。
Really? I’m completely opposite.
「本当ですか?私は完全に逆です」
良さそうです。では最後…
「眠ると、コーヒーを飲めないんです。」これはさっきの逆にすれば良いですね。つまり、、、
When I sleep,「眠る時」
I can’t drink coffee.「コーヒーを飲めない」
ということです。では全体をまとめてみましょう:
Would you like a cup of coffee?
No, thanks. I can’t sleep when I drink coffee.
Really? I’m completely opposite. When I sleep, I can’t drink coffee.
男性1:「コーヒーを一杯いかがですか?」
男性2:「いえ、結構です。コーヒーを飲むと眠れなくなるので。」
男性1:「本当ですか?私は完全に逆です。眠ると、コーヒーを飲めないんです。」
以上、今回のワーク&レクチャーはここまで!